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野球場での落雷…雷は1塁とピッチャーマウンドに落ちやすい?『雷撃傷―1983年以降の調査と1986年以後の実験 / 著:大橋正次郎』を読む

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読書書籍:雷撃傷―1983年以降の調査と1986年以後の実験

 

 

 

 

1984年7月20日の14時55分ごろ、瀬戸市すみれ台市立西陵小学校校庭における野球部の練習中に、ピッチャープレートと一塁ベースの間に落雷し、一塁手は直撃を受け心配停止し、近くの公立陶立病院へ搬送され、到着時は心拍呼吸停止状態(dead on arrival.DOA)であった、通電による除細動で心拍は再開したが意識は戻らぬまま、第12病日に死亡した。

 

 

雷撃傷―1983年以降の調査と1986年以後の実験

 

 

 

 

野球場(グラウンド)に落雷する頻度はどのくらい高いのかを調べていたときに、出会った資料です。

 

落雷にあった直後の状態、その場での対応・対処、病院に搬送されてからの治療方法や容体の変化など、自己発生からその後の経緯まで細かく紹介されている書籍。

 

とくに、1984年に発生した落雷事故。1塁とピッチャーマウンドの間というのが気になりました。今年の8月の事故では1塁を守る選手が、2年前の2014年の死亡事故ではマウンドの投手に雷が落ちました。

 

何もない運動場の真ん中に落ちやすい傾向にあるのかと思っていましたが、1塁側に落ちる確率も高いのでしょうか。たまたまだとは思いますが、ちょっと気になります。

 

 

この本には、中学校の恩師の落雷事故も掲載されていて、名前は伏せてありましたが、年齢で先生のことなのだと分かりました。当時、テレビの報道で知りましたが、詳しくは報じられていなかったので、事故や被害の詳細が書かれていて胸が苦しくなりました。私が落雷事故に敏感になったのも、このニュースがきっかけなのだと改めて再認識しました。

 

 

 

写真は、キャディーさんが被っていた帽子に雷が落ちた跡…

 

 

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「落雷」という言葉でイメージしている以上の威力と怖さを感じました。この書籍にはこうした生の資料(写真画像)がたくさんあって、直視するのがつらい個所も多いです。

 

 

目次の落雷事故一覧を見て、ゴルフや登山だけでなく、登下校中など学校での事故も多いと感じました。電車の最後尾に乗っている乗務員さんの事故もあるんですね。そして、毎年発生している事故なのだと痛感です。逆に、夏場の落雷頻度(落ちる回数)と比べると、事故になるケースは少ない(稀・確率は低い)といえる??

 

 

 

雷撃傷―1983年以降の調査と1986年以後の実験

作者: 大橋正次郎
出版社/メーカー: 本の泉社
メディア: Kindle版

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前編目次 雷撃傷の調査記録

 

まえおき

落雷死傷者調査記録

 1.角館落雷:83年6月9日・7時 

   左右水田の舗装道路 歩行登校

 2.秋田駒ヶ岳落雷:83年6月19日・13時30分

    左右這松の裸尾根 下山

 3.足利落雷:83年7月27日・17時50分

   左右水田の舗装農道 自転車下校

 4.瀬戸落雷:84年7月20日・14時55分

   小学校の校庭 野球の練習

 5.桐生落雷:84年9月21日・16時30分

   渡良瀬川土手 ジョギング

 6.冨士北麗落雷:85年9月2日・16時15分

   造成地 仮設テント内休憩

 7.可児落雷:87年7月15日・12時45分

   ゴルフ場フェアウェー プレー

 8.生見海岸落雷:87年8月5日・6時45分

   海上 波乗り

 9.成城落雷:87年8月14日・16時45分

   テニスコート プレー

 10.鷲宮町落雷:88年5月29日・14時50分

   左右麦畑の舗装農道 自転車通行

 11.求菩提山落雷:88年7月12日・12時50分

   山頂木立下 休憩

 12.仁淀川落雷:88年8月12日・18時 

   仁淀川の川船 投網 鮎漁

 13.羽田空港落雷:89年3月29日・20時25分

   駐機場 着陸後整備

 14.白州町落雷:89年8月24日・16時40分

   造成地小屋内 ウインチ操作

 15.大宮市蓮沼落雷:90年5月15日・7時45分

   市道 集団登校

 16.飯能落雷:91年6月27日・11時23分

   校庭 歩行

 17.大山落雷:92年11月2日・14時10~20分

   大山 東屋休憩

 18.郷原落雷:94年8月31日・16時21分

   JR吾妻線 3輌編成最後部運転室 乗務

 19.藤岡落雷:95年6月14日・16時45分

   左右麦畑舗装路 歩行下校

 20.吉井町落雷:95年8月21日・18時

   ゴルフ場コース境 林間散水

 21.高槻落雷:96年8月13日・16時35分

   サッカー場 プレー

 22.高知市旭町落雷:96年10月3日・14時

   市街地歩道送迎バス亭 立位

 23.桜川村落雷:97年9月8日・13時30分

   ゴルフ場コース境の松林 木下雨宿

 24.荒川土手落雷:98年10月10日・16時30分

   荒川土手 歩行

 25.相模原落雷:99年7月21日・16時35分

   未舗装道路 自転車で通行

 26.上春別落雷(乳牛群):99年8月7日・4時

   牧草地唐松林 乳牛群居

 27.本谷山落雷:02年8月2日・14時

   尾根道シラビソ林 下山

 28.大天井岳落雷:04年7月24日・14時40分

   這松尾根 単独で縦走

 29.不帰嶮落雷:04年7月25日・15時50分

   這松尾根 パーティを組み縦走

 30.中里海岸落雷:05年7月31日・12時33分

   海水浴 浜へ上がる波打ち際

まとめ

 

 

後編目次 雷撃傷の動物実験

 

まえおき

雷撃傷の動物実験

まとめ

 

 

 

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