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JR線のフリー乗車券で1日乗り放題。始発から電車に乗るとどこまで行ける? / 青春18きっぷパーフェクトガイド2015-2016

 

「青春18きっぷ」はJR線のフリー乗車券で、便利な乗り放題チケット。「JR線の普通・快速列車の普通車自由席及びBRT(バス高速輸送システム)、ならびにJR西日本宮島フェリーに自由に乗り降りできる」というがお得ですね。JR各社、駅のみどりの窓口や指定券券売機で発売されている。

 

青春18きっぷパーフェクトガイド2015-2016 (イカロス・ムック)

作者: 谷崎竜
表紙写真:金森正樹

 

使用したその日1日に限り、駅の改札から出てOKで何度でも乗り降り自由、終電の時間までどこまででも乗り続けることができるというもの(0時を超える場合に注意?)。5枚つづりで1セット11850円で売られているので、1日(1回)あたりの運賃は2370円ですから、普通列車を楽しむことができる格安チケットですね。ちなみに、一人で5回乗っても、5人で1回乗っても良いので使い勝手が良いですね。

 

夏季、冬季、春季ごとに販売の時期や利用期間が決まっているので、いつでも使えるというわけではありませんが、夏休み中(7月20日~9月10日)は期間内なので、「遠出したいけれど運賃が高いから無理」という方、学生さんの節約旅に重宝しますね。

私も以前からこの乗車券の名前と存在は知っていて、始発から終電まで乗車可能な時間すべてフル乗車したらどこまで行けるのか気になっていました。

 

 

青春18きっぷ(以下『18きっぷ』)1回分でどこまでいけるのか。たとえば東京を一番列車で出発し、普通・快速列車だけで北へ向かった場合、時刻表で調べると、青森まで到達できることがわかる。


(中略)


一方、東京から東海道・山陽本線を乗り継いで西へ向かった場合、当日中の最遠到達駅は北九州の小倉(0時04分着)となる。

 

青春18きっぷパーフェクトガイド2015-2016

 

 

時刻表調べによりますと、東京駅5時01分発の始発で北へ向かうと、最長で青森(22時48分着)まで行けるとのこと。所要時間が16時間もかかりますが、本州の半分の距離を2370円で行けるのはとてもお安いですね。逆に、西日本方面へは北九州の小倉)に到着可能。4740円(2日間)で日本列島の本州を縦断~横断できてしまう。

 

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5回分すべてをフル活用したら、単純計算で4~5万円は電車運賃が安くなる計算。もちろん、途中下車で観光したり、食事やトイレ休憩したりしないでの計算なので理論上可能な限界。かなりの強行軍になってしまいますね。

 

 

もくじ
1章 『18きっぷ』の基礎知識
2章 日本三大路線ガイド
3章 乗って楽しい「乗り得列車」
4章 『18きっぷ』全国周遊5回分コース
5章 『18きっぷ』おすすめ日帰りコース
6章 「夜行列車」完全ガイド
7章 「ムーンライトながら」乗車ルポ
資料 主要8都市発『18きっぷ』モトとりMAP

 

青春18きっぷパーフェクトガイド2015-2016

 


使うなら、ゆっくり5日間かけて北海道から九州まで、日本一周旅行をするというとても贅沢な旅をしてみたいですね。そう考えると11850円は激安。何よりお金を気にしないで旅を満喫できるのはありがたいですね。浮いた交通費で美味しいものをたくさん食べらるのは嬉しい。

 

また、使い方はいろいろありますよね。遠出のお出かけといっても往復で2370円と考えると片道1185円を超えればもとはとれますし、一駅ごとに各駅降車しても大丈夫ですよね。途中下車の旅のように、近場でも代金以上の価値を十分堪能できるパスなのだと思います。