自分にまったく否がないのに怒られる。高い理想や厳しい要求をもとめられ、やることなすこと否定される。でも、「全然、自分は悪くないこともある（罪悪感をもつことはない）」のだと、パワハラやモラハラと戦う勇気をもらえる事例が紹介されている本です。
片田珠美
相手がおかしい…「こんな人たちもいるのだ」と知っていることで、理不尽な人間関係（家庭や職場の環境）の中で、堂々としていられるようになりますね。
もくじ
第1章 「攻撃欲の強い人」とは
第2章 どんなふうに壊していくのか
第3章 なぜ抵抗できなるのか
第4章 どうしてこんなことをするのか
第5章 どんな人が影響を受けるのか
第6章 処方箋―かわし方、逃げ方、自分の守り方
読んでいると、掲載されている横暴な言動に怒りがこみあげてくると同時に、誰にでもどこにでも起こりうることなので、人間不審で他人が怖くなってくる。「他人は正しいことをしている」という前提を覆して、付き合い方、距離の置き方の勉強になりました。
