「摂取カロリーを60%に抑えると、寿命は50%延びる」…年末年始の暴飲暴食で風邪をひく理由は、白血球の満腹(免疫力低下)が原因?/「食べない」健康法 ・石原結實

 

 

読書書籍:「食べない」健康法 (PHP文庫)

 

 

我々が、お腹一杯に飲食すると、食物中の栄養素が胃腸から血液に吸収されて、血液中の栄養状態もよくなる。すると、それを食べた白血球も満腹にな り、外からバイ菌やアレルゲンが侵入してきても、体内でガン細胞が発生しても十分に、食べようとしない。つまり、「免疫力」は落ちるのである。

 

逆に、我々が空腹の時は、血液中の栄養状態も低下し、白血球も充分に栄養を摂れず空腹になるので、バイ菌やアレルゲン、ガン細胞を貪食、処理する能力が高まる。つまり、免疫力は増強するのである。

 

『「食べない」健康法 』より

 

 

私は以前、毎年のように年末年始に風邪をひいていました。体調不良の原因は明白で、忘年会や新年会での暴飲暴食(食べ過ぎ・お酒の飲み過ぎ)。なの で、飲み会や宴会のお誘いを少し断るようにしたら、風邪をまったくひかなくなりました。その変わり、付き合いが悪くなったとボヤかれましたが(^^;

 

 

印象的だったのは、飲み会の最中に、だんだん声が枯れていったこと。風邪をひく瞬間をリアルタイムに実感。食事の途中で身体(風邪の症状)に 変化が表れたので驚きました。帰宅時には寒気までしてきたので、飲食で免疫力が低下、病気の原因になることがあるのだと痛感しました。

 

 

この本によると、お腹いっぱいになるまで飲んだり食べたりすると、白血球も満腹になって活発に働かなくなるそうですね。通常は、ハングリーで 腹ペコだから、敵でも何でもパクパク食べてくれる。美味しいもので満たされてしまうと、わざわざ食べなくてもって感じなのかもしれないですね。

 

 

病気になると食欲がなくなるのも、身体が病気と闘う準備をしているため。早く元気になろうと、栄養を大量に摂ってしまうと逆効果みたいです。 先日読んだ本でも、食事制限(デトックス)でガンが治った方がいらっしゃるようですし。白血球に頑張ってもらうには、空腹に耐えた方が良いということで しょうか。

 

 

そういえば、食事量を制限したお猿さんが若々しい状態を保っていたという実験をテレビで見たことがあります(たしか「世界一受けたい授業」 だったような?)。満腹まで食べ続けたお猿さんは、同年齢とは思えないほど老け込んでいました。腹八分目よりも少ないエサの量だったと記憶しているのです が、若さ(細胞の働き)と食事(栄養摂取量)との間には、何らかの関係があるようですね。

 

 

この本にも同様の実験データが紹介されていて、「摂取カロリーを60%に抑えると、寿命は50%延びる」とのこと。好きなものを食べるのを我慢して長生きするか、好きなものを好きなだけ食べて早死にするか…究極の選択かも?

 

 

「食べない」健康法 (PHP文庫)

作者:石原結實

イラスト:あべゆきえ

出版社/メーカー: PHP研究所

発売日: 2012/01/07

メディア: 文庫

ISBN-13: 978-4569677613

 

もくじ

 

はじめに 少食こそが健康の一番のクスリ

第1章 1日1食で元気な人もいる

 コラム 人気医師がやってる健康日課

第2章 現代人は食べすぎている

 食べないことの効用

 少食と寿命・老化

 少食とガン

 少食と免疫力

 少食と加齢関連疾患

 少食と心臓病

 少食と炎症疾患

 少食と心臓病

 少食により大・小便の排泄がよくなる

 少食により性欲が強くなる

 少食によりストレスに強くなる

 少食により運命が開ける

 コラム 免疫と白血球について

第3章 少食の効能を東洋医学的に考える

第4章 超少食の実践の仕方

第5章 あわせて実践したい健康法

第6章 「少食」で健康を増進させ、病気を治した人々の手記

第7章 超少食療法 ここが知りたい! Q&A