『脳が良くなる耳勉強法/上田渉』を読む

 

 

読書書籍:脳が良くなる耳勉強法

 

 


実は、聴覚は、目や身体を鍛えることに比べてはるかに鍛えやすい感覚です。速読を学ぶためには、目の動かし方の訓練など、ある程度のトレーニングが必要ですが、聴覚は非常に柔軟性が高く、ほとんどトレーニングを必要としません。聴覚がもともと言語を司っている器官だからこその特徴です。

 

『脳が良くなる耳勉強法』より

 

 

 

 普段、視覚(眼)優先であまり意識していないですが、とても優秀な感覚なんですね。聞こうと思わなくても聴こえている耳。雑音の中で聞きたいものだけを聞き分けることができる耳。鍛えなくても自然と必要な音(言葉)を集めてくれていますもんね。この本を読んで、無意識に聞き流していた聴覚を意識するきっかけになりました。


文字や画像、動画映像を把握するために、スマホやパソコン画面を見つめ続けている視覚(眼球)は、疲労困憊。なので、瞳を閉じて、聴覚(耳)を使う時間を意識的に過ごしても良いのかもしれないですね。耳だけに頼ってみると、使っていない部分が活性化して、脳がリフレッシュするような感じがします。


耳から情報を把握するトレーニング…子供の頃に母親にしてもらった絵本の読み聞かせは、視覚と聴覚を同時に使った素晴らしい教育方法(学習手段)なのだと思ました。絵本は、聴覚を発達させるためにも、声に出して読んだ方が良いものなのかもしれないですね。


以前、何かで読んだのですが、脳は同時に多くの感覚器官から情報を受信しているのに、ひとつの器官に意識が集中すると、他をシャットアウトしてしまう。たとえば、眼ばかりに頼っていると耳がおろそかになる。なので、音感を身に着けるには、目隠し(アイマスク)をして音楽の授業をした方が良いという話もあるそうですね。

 

 

 

 

脳が良くなる耳勉強法

 

作者: 上田渉
出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日: 2009/06/15
メディア: 単行本(ソフトカバー)

ISBN-13: 978-4887597204



もくじ


第1章 私たちは五感で勉強している
第2章 音で脳の個性を活かす
第3章 耳勉強法を始めよう
第4章 耳勉強法を実践しよう
付録 著者がおすすめするオーディオブック