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どこまでも伸びていく子どもに育てる

 

 

 

医師免許を取得して医者となった長男さん、司法試験に合格して弁護士になった次男さん、大学院で研究を続ける三男さん。


どんな特別な家庭で育ったご家族なのか気になりますよね。でも、お金、才能、家柄なんて関係ないとても普通のご家庭という話。京都大学、東京大学に合格した三人の息子たちを育てたスーパーママ・坂元京子さんの“子育て・育児方法”が興味深いです。


学校任せ、塾任せ、先生任せでは子どもの学力は伸び悩む。親が楽をしていてはダメ。他人に任せっぱなしにしておいて、立派になって欲しいと思うのは“虫が良すぎる”ということでしょうか。


我が子がどんな子どもになって欲しいかという具体的な“目標・目的”と、達成のための“手段・手法”を親身になって考えられるのは、親だからこそ?担任の先生はお一人ですし、クラスの生徒全員を個別具体的に見てあげるのは物理的に無理ですもんね。


“勉強”というと“ツマラナイ”ことの代名詞のような言葉ですが、分からなかったことが分かるようになること、知識が広がることって本当は楽しいこと。


子どもが勉強を好きになるかどうかは、家族と過ごす4歳~18歳が大切な時期のようです。家庭のサポート、親の支えが子どもの学力に差をつける。


「勉強しなさい」と言うだけじゃなく、「どうしたら楽しく勉強できるか」という工夫。強制や勉強漬けにはしない。わからない、できないからといって叱らない。失敗を経験させて乗り越えさせる。親は良き導き手であることがポイントらしいですね。

 

 

 

 

 どこまでも伸びていく子どもに育てる

作者: 鶴田秀樹, 坂元京子
装幀:石間淳
イラストレーション:谷山彩子
出版社/メーカー: 実務教育出版
発売日: 2008/09/23
メディア: 単行本(ソフトカバー)
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